秀作:★★★★ 『COSMONAUT』

 BUMP OF CHICKENの6thアルバム、『COSMONAUT』。今作は前作と比べてやや変化球な曲が多い印象。それでもBUMPらしさは健在。噛めば噛むほど味がでる、そんなアルバムだ。

「僕は、いままでと同じことの繰り返しでいいと思っていて。それは、向上心がない、とかそういうことではないんですけど。だって、いままでがどうなのか、僕ら、わからないですから。いまもどうなのかわからないですから。昨日と違うことをやろうと思っても、昨日がどういうことをやってたのか、僕ら、自覚がなくて。だから、〈今日いいと思ってるものを、今日やろう!〉っていうのがいちばん信頼できる気持ちだし、そこだけはブレないので。だから……過去に重きはないっていうことですね。僕が大切にしたいのは〈いま〉なんです」(藤原)。 タワーレコード インタビューより抜粋

FLAME VAINの頃から変わらない彼らの独自のスタイル。それでいて、角をとがらせながら丸くなりながら着実に前に進む彼ら。普遍的なテーマを身近な話題に置き換えて魂の叫びを歌う。

今では彼らに影響を受けたアーティストも増えてきた。それは、EVAに影響を受けたアニメに近いものを感じる。しかし、それでもオリジナルのオリジナルにしかない輝きは別格だ。もはや他の追随を許さない位置まで辿り着いた感もある彼らだが、それでも叫ぶ。弱者の代表として、反撃の歌を。

『そこに君がいなかったこと わかちあえない遠い日の事 そんな当然を思うだけで すぐに景色がにじむよ』

邦楽ロックの一つのカタチをつくりあげたバンド、BUMP OF CHICKENの新譜にこれからも目が離せない


COSMONAUT
トイズファクトリー
2010-12-15
BUMP OF CHICKEN

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